道立北海道文書館(もんじょかん)が、1960年代の半ばに民放テレビ局が制作した「新たに視聴区域となった市町村の紹介番組」のフィルムを保管していました。半世紀も前の65市町村の映像ですから、今は失われて・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 63 (幌呂線)
幌呂線(ほろろせん) 居村の、もと舌辛(したから)村の一部と雪裡線の下幌呂停留所から分岐して、幌呂川上流の新幌呂へ通じる植民軌道です。 昭和4年11月に下幌呂ー上幌呂間15.5キロが開通、昭和18年1・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 62 (雪裡線)
雪裡線(せつりせん) 鶴居村の中雪裡と釧路市新富士を結ぶ28.8キロの植民軌道です。 雪裡、幌呂(ほろろ)、久著路(くっちょろ)の三原野がある鶴居村には、大正元年ころから団体入植が相次ぎました。 また・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 61 (計根別線)
計根別線(けねべつせん) 中標津市街地と計根別市街地を結ぶ15.6キロの植民軌道です。 昭和2年から実施された第二殖民企画によって、道内に三番目(根室・中標津に次いで)の移住者世話所が計根別に設置され・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 60 (標茶線)
標茶線(しべちゃせん) 標茶村の市街地と標津村(現在の中標津町)の計根別市街地を結ぶ38.9キロの植民軌道です。 昭和2年に釧網線の釧路ー標茶間が開通しました。 同じころに植民軌道の計根別線中標津ー計・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 59 (久著呂線)
久著呂線(くっちょろせん) 阿寒郡の鶴居村と標茶村にまたがる久著呂原野の久著呂と、釧網線の塘路駅の駅前市街地を結ぶ殖民軌道です。 久著呂原野の入植は明治35年ごろからはじまり、大正4年には各府県団体が・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 58 (弟子屈線)
弟子屈線(てしかがせん) 釧網線の弟子屈駅前と標茶村の虹別原野を結ぶ延長22キロの植民軌道です。 昭和7年に虹別原野の冷害凶作を救済するために着手。 翌年の11月に完成し馬力の使用で開始ししました。 ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 57 (虹別線)
虹別線(にじべつせん) 標津線の西春別駅前の市街と、標茶村西別川上流部にある虹別原野を結ぶ殖民軌道です。 虹別原野の開拓は昭和3年ころからはじまり、わずか3年間で入植者は280戸に達しました。昭和4年・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 56 (中春別線)
中春別線(なんしゅんべつせん) 別海村の中春別市街と、上春別原野34線を経て上春別市街を結ぶ殖民軌道です。 昭和11年5月から、市街間8.4キロを馬力での使用で開始しました。 同12月から上春別原野の・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 55 (阿歴内線)
阿歴内線(あれきないせん) 釧網線塘路駅前を起点として東に向かい、塘路湖畔を経由して標茶村の阿歴内原野を結ぶ植民軌道です。 阿歴内は明治時代から森林資源の豊富さで知られており、入植の増加とともに木炭の・・・ (続きを読む)