新作 天塩川(名寄市)

天塩川(名寄市) 油絵 F8 横455×縦380mm

松浦武四郎が「北海道」と名付けるキッカケとなった音威子府村の川べりに立った時、天塩川を描いてみたいと思いました。
以来ふるさとで天塩川を見に行きましたが、イメージしている川ではありませんでした。
幼いころに見ていた、この天塩川は、川幅が広く、流れは早く、堤防も破壊するほどの大河だったのです。

しかし、願っておれば、叶えられるものだと思いました。
カヌーで天塩川を下り「武四郎の碑」で児童たちと写っている写真を送ってくれる方がおりました。もしかすると、と思いお願いすると川の中央でカヌーから写した「天塩川」を送ってくれました。

コメントで「カヌーで天塩川を上り、このまま漕ぎ進むと、川と空がくっつくかのような錯覚におちいることがあります。写真の近くには松浦武四郎の宿営地といわれる場所があり、「ナイフト」というアイヌ語で呼ばれていました。」