仁々志別線(ににしべつせん) 阿寒郡の雄別炭鉱鉄道線の穏弥平(おんねぴら)ー後に山花ー駅前と、仁々志別川中流域の仁々志別原野を結ぶ植民軌道です。 阿寒村の南東部にある仁々志別は明治末期から大正にかけて・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 53 (茶安別線)
茶安別線(ちゃんべつせん) 釧網線標茶駅前の標茶市街地から、標茶村の東端の茶安別原野を結ぶ7.1キロの植民軌道でした。昭和13年6月から使用開始された馬力線。 起点が標茶駅の駅裏だったので、起点近くの・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 52 (矢臼別線)
矢臼別線(やうすべつせん) 矢臼別は「米軍と自衛隊の合同演習」として知られているところです。 国鉄標津線の西別ー中標津間の開業で並行するために廃業となる植民軌道の根室線のうち、西別ー矢臼別川間を「矢臼・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 51 (藻琴線)
現在の網走市内にあるJR釧網本線藻琴駅から、藻琴川に沿って南下し現在の大空町を縦断し、藻琴山の懐に入り込む形で延びていた植民軌道です。 この路線は、簡易軌道となってからは東藻琴村営軌道と呼ばれていまし・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 50 (居辺線)
居辺線(おりべせん) 現在の中川郡池田町内の省線ー後に国鉄ー池北線(⇒北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線⇒廃止)の高島駅前から現在の河東郡士幌町(旧士幌村)東南の下居辺地区へ通じていた18.8キロの植・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 49 (貫気別線)
現在の沙流郡平取町内の国道237号沿いにある荷負(におい)地区と、荷負の東にあたる額平川の上流にある貫気別(ぬきべつ)地区とを結ぶ、13.4キロの植民軌道です。 貫気別の東には「びらとりすずらん群生地・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 48 (斜里線)
現在の斜里郡斜里町から海岸沿いに東進し、同町内の知布泊に達していた路線です。 当路線には「斜里」「東斜里」「一本木」「赤上」「朱円」「海別」「島戸狩」「幌泊」「知布泊(現・日の出)」の停留所がありまし・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 47 (真狩線)
真狩線 函館本線の狩太(現在のニセコ駅)駅前市街と羊蹄山南麓の真狩別市街を結ぶ植民軌道です。 真狩別村(現在の真狩村)の開拓がはじまったのはマッカリ原野の植民地区画が選定された明治27年からです。明治・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 46 (養老牛線)
標津線の計根別駅と、標津川に沿って北西に上った養老牛(ようろううし)を結んだ植民軌道でした。 中標津原野の養老牛に移住者が入植したのは昭和4年ですが、3年後の昭和6年には低温、多雨、霜で凶作となり、離・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 45 (忠類線)
「忠類」と言えば十勝管内の忠類村(現在は幕別町)と思いきや、鉄路となれば現在の標津郡標津町の川北地区から北標津地区を経て古多糠地区へと通じていた路線です。 現在の標津町内になりますが、植民軌道根室線の・・・ (続きを読む)