天塩線ー現・宗谷本線 天塩線とは音威子府から天塩川に沿って稚内につながる地方線のことで、後に宗谷本線になります。 音威子府から稚内までは、北見国経由に先を越されて宗谷線(後に天北線)が敷設されていまし・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 107 (留萌線ー留萌~増毛間)
留萌(るもい)線ー留萌~増毛(ましけ)間 留萌本線の留萌ー増毛間16.7キロの地方線は本線よりも遅れて開通しました。 留萌-増毛間は、鉄道法で敷設が決まっていたのですが、深川ー留萌間だけが繰り上げられ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 105 (渚滑線)
渚滑線(しょこつせん) 名寄線の渚滑駅(紋別)から北見線滝ノ上までの34.3キロの国鉄が運営していた地方線です。 渚滑川流域の滝ノ上は肥沃でしたから、明治40年ころから団体入植者が増加していました。大・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 104 (三井芦別鉄道)
三井芦別鉄道 根室本線の芦別駅から、三井芦別を経て頼城(らいじょう)に至る9.1キロの地方鉄道です。 昭和15年12月、三井鉱山㈱が石炭輸送の専用線として下芦別(現在の芦別)ー西芦別(後の三井芦別)間・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 103 (羽幌炭砿鉄道)
羽幌炭砿鉄道 留萌駅から幌延駅までの羽幌線(国鉄運営)の築別駅と、築別川上流の築別炭砿を結んだ16.6キロの民営地方鉄道です。 築別駅(0.0㎞) – 五線駅(2.7㎞) – ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 102 (天塩鉄道)
天塩鉄道 留萌市と小平蘂(おびらしべ)川流域の小平町達布(たっぷ)を結んだ25.4キロの地方鉄道です。 昭和13年、日中戦争の長期化により国策上の要請で北海道人造石油㈱が設立され、滝川や留萌に工場が作・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 99 (深名線2)
深名線 北海道旅客鉄道(JR北海道)/日本国有鉄道(国鉄)が運営していた地方線交通線)で、深川市にある深川駅で函館本線から分岐し、雨竜郡幌加内町の朱鞠内を経て名寄市にある名寄駅で宗谷本線に接続していま・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 89 (上川馬車鉄道)
上川馬車鉄道 第七師団の旭川移転で人口増加となり、明治34年旭川町内の交通機関として馬車鉄道の出願をし上川馬車鉄道㈱が特許を得ました。 明治36年に準備を進めますが株主の異動や資金的事情などで遅れ、明・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 85 (留萌鉄道)
留萌鉄道(るもいてつどう) 留萌炭田は明治20年代には存在が確認されていました。明治38年には浅野同族会社が雨竜地区に試堀権を設定し大正から昭和初期にかけて炭層調査を続けていました。 大正5年に恵比寿・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 74 (地方鉄道22路線)
大正11年4月10日、国有鉄道の地方支線の改正鉄道敷設法が公布されました。 これにより支線建設が法律で義務付けされ、毎年各地方に短距離の敷設工事の助成金をバラまくことができ、政友会内閣の基盤を確立しよ・・・ (続きを読む)