三井芦別鉄道

根室本線の芦別駅から、三井芦別を経て頼城(らいじょう)に至る9.1キロの地方鉄道です。

昭和15年12月、三井鉱山㈱が石炭輸送の専用線として下芦別(現在の芦別)ー西芦別(後の三井芦別)間4.1キロに敷設し、昭和20年12月、二坑の開発に伴って頼城にまで延長。

昭和24年1月には一般運輸営業を開始し、芦別ー頼城間9.1キロを一日八往復の客貨混合列車の運行で、所要時間は50分でした。
昭和26年6月からは三井芦別ー室蘭間の直通石炭列車も運行されました。

昭和47年6月には旅客営業を廃止して石炭専用鉄道となりましたが、石炭も振るわずに閉山となり、平成元年3月に廃止