勇武津資料館 JR日高本線の勇払駅から歩いて10分ほどのところに「勇武津資料館」があります。車で行くにはよく調べておかなければたどり着けません。 2001年(平成13年)に、苫小牧市制50周年、八王子・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代70 (八王子千人同心2)
苫小牧市の基礎 この時代(1800年)に現在の苫小牧に北方警備と生活の場を求めて上陸した集団がありました。北海道の人でもあまり聞くことがない「八王子千人同心」といわれる軍団です。 八王子千人同心の配置・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代69 (八王子千人同心1)
ロシアからの南下政策に対抗すべく、多くの幕臣が津軽海峡を渡り箱館から根室に駆けつけました。1800年前後のころです。 220年前後のころで間宮林蔵や伊能忠敬などが活躍したのがこの時代です。 蝦夷の沿岸・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代68 (根室海峡)
尾岱沼から国後島までは17㎞ 根室海峡は北海道本島と国後島の間の海峡のことです。南北に伸びる海峡で、根室市の納沙布岬から斜里郡斜里町の知床岬までの長さで最狭部は約17kmです。 日本人が「根室海峡」と・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代67 (近藤重蔵のロシア政策)
1799年(寛政11年)、幕府は近藤重蔵を「エトロフ島掛」を命じます。 高田屋嘉兵衛が開拓した航路を利用して、1800年に択捉島に渡り、幕府の出先機関である会所を置き、島内のアイヌの戸籍を調べて人別帳・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代66 (国境のはじまり)
2020年8月28日に安倍晋三総理の辞職が決まりました。 安倍政権とプーチンによる北方四島問題が、経済特区として進もうという話もありましたが、またまた元の木阿弥となりました。 ロシアとの国境問題が初め・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代65 (蝦夷三官寺)
蝦夷三官寺 1804年(文化元年)に、江戸幕府が蝦夷教化や北辺警備等を目的に建立した直轄の官寺が今も残っています。檀家のいない、幕府より提供されるコメや資金などで運営する官寺でした。 伊達市有珠にある・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代64 (ロシア第2回遣日使節のレザノフ)
ラクスマンの根室来航から12年後の文化元年(1804)、ロシア第2回遣日使節のレザノフ一行が長崎に来航しました。 ラクスマンの感触では、長崎で交渉すればなんとかなるという判断があったので、レザノフは大・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代 (これまでのあらすじ)
明治2年に北海道と命名されましたが、それ以前は蝦夷地といわれアイヌ民族が住んでいた大陸だったのです。 日本海やオホーツク海岸沿いは樺太から海を渡ってきた民族。太平洋沿岸や道東から知床半島一帯には千島列・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代63 (鎖国について)
鎖国について 「鎖国」という言葉は、ケンペルというドイツ人が医師として長崎に渡来した時に「日本誌」を著し、その付録部分を通詞が1801年に「鎖国論」の題をつけたことに始まるといわれています。 学校で習・・・ (続きを読む)