羊蹄山(ようていざん) 日本書紀の斉明天皇(655~)の項目に、阿倍比羅夫の蝦夷遠征が出てきます。「後方羊蹄を以て政所とすべし」あり、松浦武四郎は「後方羊蹄日誌」(1859年)に「雌岳即後方羊蹄也」と・・・ (続きを読む)
北海道の岬めぐり 43 (石炭岬)
石炭岬ー(白糠町) 石炭岬とは名前の通りで、この岬で石炭が採掘されたからです。採掘がはじまったのは1857年で、すでに函館は開港されており外国船が燃料とする石炭を提供するためでした。 釧路から国道38・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 130 (1972年の鉄路ー北海道の全盛期)
1972年(昭和47年)の鉄路ー北海道の全盛期 北海道の鉄路は、1880年(明治13年)の小樽「手宮駅」ー「札幌駅」がはじまりでした。この時の距離は35.9キロ。 それから137年後の2017年(平成・・・ (続きを読む)
北海道の山々 10 (尻別岳)
尻別岳(しりべつだけ) 国道230号で中山峠から喜茂別町に向かうと、右手に羊蹄山(標高1898m)が見え、正面にその小型版の尻別岳(標高1107m)を見ることができます。 初めて見た時に、この小型版を・・・ (続きを読む)
北海道の岬めぐり 42 (尻羽岬)
尻羽岬(しればみさき) 厚岸湾の湾口に突き出ているのが尻羽岬で、アイヌ語のシレパは「地の頭の出ている岬」という意味です。 厚岸から国道44号で釧路に向かい尾幌で道道142号に入ります。ここは仙鳳趾(せ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 129 (津軽海峡線の開業)
津軽海峡線の開業 津軽海峡線は、青森県青森市の青森駅と北海道函館市の函館駅を結ぶ、北海道旅客鉄道(JR北海道)および東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線に付けられていた愛称でした。 木古内ー中小国間・・・ (続きを読む)
北海道の山々 9 (狩場山)
狩場山(かりばやま) 道南地方の最高峰1520.2mの山は、フモンナイ岳、東狩場山、前山、オコッナイ岳など標高1000mを越える山々の頂点に聳え、東にメップ岳、カスペ岳、カニカン岳、長万部岳、太平山な・・・ (続きを読む)
北海道の岬めぐり 41 (バラサン岬)
バラサン岬 バラサンとは、アイヌ語で『広い柵』『野獣を取る平落としという罠』のことでもあると言われています。 この岬の岩層が平落としに似ていたため、厚岸の部落には魔物が近寄らなかったとの伝説もあります・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 128 (ふるさと銀河線)
JR北海道ー1 1994年(平成6年)5月、JR北海道は函館本線の上砂川支線砂川ー上砂川間7.3キロを廃止しました。三井砂川鉱業所が石炭運搬船用線として敷設した線路の譲渡を受けて大正15年からの営業で・・・ (続きを読む)
北海道の山々 8 (夕張岳)
夕張岳(ゆうばりだけ) 夕張岳は夕張山地の南部に位置しており、夕張川の水源にあたります。川の名はアイヌ語のユー・パロ(温泉・河口)に由来しますが、付近に温泉らしいものはありません。山麓周辺の桂沢湖、シ・・・ (続きを読む)