狩場山(かりばやま)

道南地方の最高峰1520.2mの山は、フモンナイ岳、東狩場山、前山、オコッナイ岳など標高1000mを越える山々の頂点に聳え、東にメップ岳、カスペ岳、カニカン岳、長万部岳、太平山などを従えて雄大です。

アイヌ語のカリンバ・ウシ・ヌプリ(桜・群生する・山)が由来になっています。かつては桜が多かったのでしょう。松浦武四郎の「西蝦夷日誌」(863年)に「カリバは桜の事なり」とあります。

積雪量が豊富で、千走川(ちはせがわ)や須築川(すっきかわ)など道内でも屈指の清流の水源です。

日本海の島松村(道央)を南下すると道南せたな町です。この境に狩場山があります。
せたな町の立像山公園で早朝に描いた絵があります。