札幌軌道 札幌市に存在した馬車鉄道を起源とした軌道事業者です。 明治41年2月、札幌区北7条東1丁目から篠路村茨戸に至る馬車鉄道敷設が、石狩町生振(おやふる)村の村議鳥羽熊三郎らによって出願。 篠路、・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 33 (寿都鉄道)
寿都鉄道 大正9年10月、寿都町から黒松内間16.5キロの鉄路を開業しました。一日三往復の運行で所要時間は45分、二等車も連結されました。 寿都港に水揚げされた水産物を黒松内停車場から函館本線に継送す・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 32 (夕張鉄道)
夕張鉄道 大正10年10月、資本金300万円の夕張鉄道㈱として設立されました。 栗山~新夕張(後の夕張本町)間の地方鉄道敷設特許を出願し、翌大正11年7月に許可が下りました。 大正13年8月から工事が・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 31 (旭川電気軌道)
旭川電気軌道 旭山動物園(旭川市)が作られた場所は、東旭川の西側にある旭山公園の一角です。かつて旭川電気軌道東旭川線が公園まで走っていました。 大正14年3月、旭川市と東川町を結んだ電気軌道を目的と・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 30 (萬字軽便線2)
萬字軽便線 2 明治43年1月に、萬字軽便線の請願書が提出されました。 その要旨は「炭田は3000万坪、農耕適地は4000町歩あり戸数800、人口4000だが、鉄道未敷設のために採掘に十分の力を注ぎえ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 29 (萬字軽便線1)
萬字軽便線は岩見沢市の室蘭本線志文駅から東へ敷設された鉄路です。 旧空知郡栗沢町の萬字炭山駅までの23.8km(6駅)を結んでいました。1985年(昭和60年)に全線廃止となっています。 鉄路を調べる・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 28 (旧白滝駅)
JR石北線旧白滝駅は旧とありますが、正式駅名も「旧白滝駅」といいます。 旧白滝駅は1本のみ停車した下り列車で、遠軽高校に通う一人の女子高校生のために存在していた駅です。 2016年(平成28年)3月2・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 27 (上磯軽便線)
上磯軽便線のはじまりは、現在の道南いさりび鉄道(函館~木古内間)の上磯駅付近で産出された石灰石を函館に運ぶ為に1913年(大正2年)国有鉄道上磯軽便線として上磯~五稜郭間を狭軌(1067mm)で開業し・・・ (続きを読む)
「ジョセフ・ユーリー・クロフォード」を加えました
北海道ゆかりの人たちに「ジョセフ・ユーリー・クロフォード」を加えました。 明治11年に北海道開拓長官黒田清隆がアメリカから招いた鉄道技術者です。 クロフォードの記念館は小樽の手宮と三笠の記念館に、銅像・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 26 (軽便鉄道法)
明治末期の北海道の鉄道敷設は政党、地元有力者、企業、住民など様々な絡みを持ちながら進められました。 そうして、明治43年2月に軽便鉄道法案が議会に提出されます。 この法案は、出願手続きを容易にし、何よ・・・ (続きを読む)