エゾオオヤマハコベ(蝦夷大山はこべ) (ベニヤ原生花園にて撮影) ナデシコ科 北海道と長野県に隔離分布 低山から山地の湿った草地に生える高さ50~80cmの多年草。 茎は四角で直立し、上部は枝を・・・ (続きを読む)
十勝の旅 6 (和人地とアイヌ蝦夷地の崩壊)
ラクスマンが根室港にきたのは1792年10月20日でした。 通商を求めるのが目的でしたが、大黒屋光太夫も同船していました。 江戸幕府が蝦夷地に本腰をいれたのは領土問題があったからです。 本来、蝦夷地は・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 6 (函館本線その1)
函館本線は当初は私設鉄道として着工されました。 小樽ー函館間は官設鉄道の予定でしたが、明治29年に函樽鉄道株式会社として申請されました。 政府補助を一切受け付けずに建設するという趣旨が認められて明治3・・・ (続きを読む)
琴似屯田兵 6 (入植者はどんな人達だったのか)
琴似屯田兵になったほとんどの人達が、明治維新の際「賊軍」とされ、いわれなき差別を受けた東北地方の武士達でした。(主に仙台藩亘理、次いで会津藩) 屯田兵は「官軍」と呼ばれた薩摩などの人達が士官として命令・・・ (続きを読む)
北海道の草花 (レンゲショウマ)
レンゲショウマ(蓮華升麻) (滝野スズラン公園にて撮影) キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草。 日本特産の1属1種の花。 高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。 赤みを帯びた光沢のある薄紫・・・ (続きを読む)
十勝の旅 5 (十勝名称の由来)
この十勝の旅は、現在1800年代前半のころを想定して書いています。 十勝の内陸に和人が入っていくには、まだ半世紀あまり後になります。明治まであと68年。 「トカチ」の名称の元は「トカプ」です。「ト・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 5 (松前駅)
松前駅は、旧江差線の木古内駅から分岐し松前に至る延長50.8キロの地方線でした。 松前線(当初は福山線と言っていました)は、大正12年に予定線として編入されていましたが、昭和大恐慌、満州事変、日中・・・ (続きを読む)
琴似屯田兵 5 (琴似が選ばれた理由)
琴似の地が、なぜ日本初の屯田兵村に選ばれたのか? 開拓使本府のある札幌に近かった 小樽との流通もチェックできる場所であった 以前から開拓が進んでいた土地であった 琴似の地は安政年間より調査が進められ・・・ (続きを読む)
北海道の草花 (クロバナロウゲ)
クロバナロウゲ(黒花狼牙) (ベニヤ原生花園にて撮影) バラ科クロバナロウゲ属に属する多年草。 北海道、本州中部地方以北の亜高山帯の湿地や湿原に生える草花です。 北海道では低地にも見られます。 ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 4 (北海道私設鉄道・軌道路線)
北海道私設鉄道・軌道路線 鉄道が北海道にできたのは明治13年、手宮―札幌間が第一号でした。 石炭、砂金、木材、鰊などの輸送で企業も鉄道を開業していきます。鉄道が先に作られ、その後に人が入植してい・・・ (続きを読む)