ニントチカムイの金のたばこ入れ 更科源蔵「アイヌの伝説集」より 沙流川さるがわ近くのコタンでの話です。 秋も終わりのころです。エカシ(村長むらおさ)が山に狩りに行くため、長い間、家を留守にしなければな・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 76 (イモざしになったクマ)
イモざしになったクマ ある男が、山道を通っていて、突然クマに出会い、死んだふりをするひまもなく、逃げだしたが、そのクマは、どこまでも後を追ってくる。その男は、そばにあった手ごろな木に登りはじめた。 と・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 75 (クマの胆)
クマの胆い クマの胆は、人の胃にいい薬じゃ。これは、クマの皮よりも値打ちがある。クマの胆について、こんなおかしな話がある。 クマにおそわれた時は、地べたに寝転んで、死んだふりをすればいいと聞かされてい・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 74 (サケをかつぐクマ)
サケをかつぐクマ ある日、おじいさんは、町へ米を買いに行きました。その帰り道です。 米を背中にしょって、藤古川(伏古川)のそばまで来て、 「あとすこしで、うちが見えてくるな」と、ひと休みしました。 そ・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 73 (大人はキツネにだまされる)
大人はキツネにだまされる むかしはな、どこの家でも、おも家と便所がはなれて、べつべつに建っていたものだ。便所が離れているのは、臭くなくていいどもな、夜、下駄はいて、外へ出て、ぽつんと建っている便所へ行・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 72 (おもちのほしかったキツネ)
おもちのほしかったキツネ わたしが子どものころは、札幌も田舎の町でね、あっちこっちに林ややぶがあって、人をだますキツネなんかも出たんだよ。 町はずれのほうに、もち屋のおばあさんが孫と二人で住んでいたん・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 71 (キツネにつままれた話)
キツネにつままれた話 忘れもしない、わたしが8つぐらいのときのことだ。だから、もう、60年もむかしのことになる。けど、つい昨日うのことのような気がする。 わたしは、紋別もんべつの近くの滝ノ下というとこ・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 70 (オタストゥン ニシパ の物語)
オタストゥン ニシパ の物語 わたしはオタスッ村(※)に住む若者で、たった一人で暮らしていました。山や川に狩りに出かけては、食べ物をとって来ました。 ある日のこと、一人の若い女が、何かおこったようすで・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 69 (大アメマスを退治したアイヌラックルの話)
大アメマスを退治したアイヌラックルの話 金田一京助「ユーカラの研究」より ※アイヌラックル=アイヌの英雄。神と人間の間、半人半神とでもいうべき存在。人間の始祖ともいわれている。地域によってはオキクルミ・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 68 (悪魔をかくした雌阿寒岳)
悪魔をかくした雌阿寒岳めあかんだけ むかしむかし、石狩の方の山続きに、「悪魔の山」という山がありました。 そこには、悪魔と、そのけらいたちが、かくれていて、旅人をだましたり、りょうをした獲物をぬすんだ・・・ (続きを読む)

