北海道ゆかりの人たち 宣教師ニコライ(イワン・カサートキン) 1836(天保7)~1912(明治45) ハリスト正教会3代目司教 1861年(文久元年)、キリシタン禁制下の箱館に着任。後に東京の神田駿・・・ (続きを読む)
北の美術館「郷土を知る」2018年12月 通算59号
平成30年(2018)は、明治から150年ということもあって様々なイベントが続きました。北海道を知る良い機会でしたが、50年後の2068年まで片隅に追いやられるのは寂しいことです。 明治維新後、北海道・・・ (続きを読む)
北の美術館「平成30年北海道胆振東部地震」2018年11月 通算58号
平成30年北海道胆振東部地震 震源地が厚真町(あつま)と聞いた時に、厚真町がどこにあるのかを知る人は少ないと思います。 朝の天気予報で「胆振(いぶり)地方は晴れ」とする地域は室蘭市をいいます。胆振・・・ (続きを読む)
北の美術館「観光客が行かない旭川巡り」2018年10月 通算57号
旭川のはじまりはここから 札幌から国道12号で旭川大橋(忠別川)を渡り、一本目の交差点を右折すると一条通に入ります。この一角を曙地区といいます。 明治23年、永山屯田兵屋建築のため、流送してくる原木を・・・ (続きを読む)
北の美術館「観光客が行かない小樽巡り」2018年9月 通算56号
海陽亭(旧魁陽亭) 明治初期に開業した料亭で、亭名は創業期の魁陽亭から開陽亭、海陽亭とかわっています。(2019年には閉店していました) 建物は大半が大正期の増築ですが、2階大広間「明石の間」は、明治・・・ (続きを読む)
北の美術館「知里幸恵 登別市」2018年8月 通算55号
北海道ゆかりの人たち 知里幸恵(ちりゆきえ) 明治36年6月8日~大正11年9月18日 登別出身 19歳という短い生涯でしたが、「アイヌ神謡集」の出版でアイヌ民族の復活へ重要な転機をもたらしました。 ・・・ (続きを読む)
北の美術館「観光客が行かない函館巡り」2018年7月 通算54号
川が無い函館山 函館の街は函館山から広がっていきました。ところが函館山には川がないため井戸を掘っての生活でした。箱館開港と同時に外国船が入港すると、最初に求めるのが「水」です。当初は井戸の水を汲み上げ・・・ (続きを読む)
北の美術館「北広島市」2018年6月 通算53号
北広島市の開拓記念公園 北広島市は札幌の隣町です。地形は札幌から新千歳空港の間に広がる丘陵地帯にあるためゴルフ場が8カ所もあります。 札幌からのJR千歳線が市の北部を走り「北広島駅」があり、駅の近くに・・・ (続きを読む)
北の美術館「関寛斎 陸別町」2018年5月 通算52号
北海道ゆかりの人 関 寛斎 (せき かんさい) 文政13年(1830)―大正元年 現在の千葉県東金市生まれ 幕末から明治時代の蘭方医 十勝の最北「陸別町」の開墾先駆者 明治30年代には、道路の開削に・・・ (続きを読む)
北の美術館「続県民性」2018年4月 通算51号
大通公園の黒田清隆像は鹿児島県人 札幌の街にでると「北海道150年」の垂れ幕を見るようになりました。しかし、150年といっても重要なのは明治元年からの50年にあります。飛行機と同じで離陸に伴うエネルギ・・・ (続きを読む)