平取町の旅 (はじまり)

この地は比較的気温が温暖であったため、天然産物が獲れる沙流川沿岸にアイヌ民族が住んでいました。そのため、慶長年間には松前藩の沙流場所が開かれていました。 ところが、場所請負人は産物の多い場所に労働力と・・・ (続きを読む)

伊達市の旅 (はじまり)

有珠の善光寺開基は826年に比叡山の僧、慈覚大師が阿弥陀仏を安置した時とされています。 これはいかにも古い話ですが、1613年に松前藩の祖・松前慶広が有珠に至り祈祷所として如来堂を建てたことに始まり・・・ (続きを読む)

登別市の旅 (はじまり)

登別市といえば登別温泉というくらい温泉で知られる町です。 JR登別駅があるので、ここが市庁所在地かと思えば二つ先の幌別駅になります。 1665年、美濃国(岐阜県)出身の円空上人は蝦夷地に渡り、霊泉霊地・・・ (続きを読む)

室蘭市の旅 (はじまり)

慶長年間(1596年~1615年)、絵鞆半島の先端で松前藩のエトモ場所が開かれ、アイヌとの交易が行われていました。 しかし、1700年代ごろから外国船が来航するようになり、蝦夷地は大きく変わっていきま・・・ (続きを読む)

安平町の旅 (旧追分町のはじまり)

追分町は、胆振支庁管内の勇払郡にあった町です。 室蘭本線と石勝線の交差する地点にあり、古くから鉄道の町として栄えました。 2006年に早来町と新設合併し、安平町(あびら)となりました。 明治23年、室・・・ (続きを読む)

安平町の旅 (旧早来町のはじまり)

早来町と追分町は、2006年3月27日に新設合併して安平町(あびらちょう)となりました。 明治10年以前に現在の富岡地区が馬の放牧地として、植苗村美々や苫小牧方面の住民が利用していました。 明治9年・・・ (続きを読む)

新十津川町の旅 (新十津川駅)

新十津川駅は札沼線(学園都市線)の終着駅です。 昭和47年までは留萌本線の石狩沼田駅までの路線でした。 現在は当駅に乗り入れる列車は1往復だけで9時40分発が最終列車の駅として知られています。 函館本・・・ (続きを読む)

新十津川町の旅 (2020年4月17日廃駅)

JR北海道は、2020年4月17日(金)に札沼線の一部路線を終了しました。 廃止区間は、北海道医療大学から新十津川までの47.6キロです。 沿線の町は当別、月形、浦臼、新十津川の4町で、廃駅となったの・・・ (続きを読む)

えりも町の旅 (襟裳のはじまり)

えりも町(えりもちょう)は、北海道南部、日高振興局管内にある町です。 北海道の中央部を縦断する石狩岳~大雪山~十勝岳連峰~日高山脈と聳え、太平洋に突き刺さるように落ち込むところが襟裳岬です。 蝦夷の時・・・ (続きを読む)