かみのくに町名は、 15世紀ころの蝦夷地南部の日本海側は、上ノ国、太平洋側は下の国(しものくに)と称されていました。 勝山館を擁し、日本海・北方交易の拠点として栄えたこの地に上ノ国の名前が残ったことに・・・ (続きを読む)
松前町の旅 (松前城)
鎌倉時代初期の北条義時の時代から蝦夷を支配していた津軽の安東氏の下、せめぎあっていた12の豪族の中の一人蠣崎氏の客将、武田信広がコシャマインを制圧し、蠣崎氏と縁続きになり優位に立ちました。 上ノ国の・・・ (続きを読む)
せたな町の旅 (旧大成町)
せたな町は、平成17年9月1日に北檜山町・瀬棚町・大成町の3町が合併し、久遠郡せたな町の合併特例区の一つ「大成区」となりました。 たいせい町名は、昭和30年に久遠村と貝取澗村が合併した際、町の発展を願・・・ (続きを読む)
奥尻町の旅 (鍋釣岩)
おくしり町名の由来は、アイヌ語のイク・シリ(向こうの島)から当て字したものです。 1454年(享徳3年)、松前藩祖・武田信広が家臣を従え、南部大畑より蝦夷に向かう途中嵐に遭い奥尻に漂着、しばらく滞在・・・ (続きを読む)
せたな町の旅 (山岳霊場)
せたな町は、平成17年に北檜山町・瀬棚町・大成町の3町が合併して誕生しました。町の北は島牧村、東は今金町、南は八雲町、西は日本海をはさんで奥尻島をのぞんでいます。 北部と南部が山地となっており、北部に・・・ (続きを読む)
上ノ国町の旅 (道の駅「上ノ国もんじゅ」)
道の駅「上ノ国もんじゅ」は国道228号沿いにあります。 函館を起点とし江差を終点とする国道227号(総延長 : 69.8 km)と違うのは、228号は渡島半島の海岸線に沿うコースで173.4 kmあり・・・ (続きを読む)
北の美術館「開拓神社」2020年1月 通算71号
北海道神宮 2019年の北海道初詣ランキングを見ると第一位は北海道神宮で73万人。この数字は実際にカウントしているわけではなく、警察の警備関係で予想した人数のようです。この人数は全国の中では18位で・・・ (続きを読む)
函館市の旅(函館の地名由来)
函館市(はこだてし)は、北海道内では旭川市に次ぐ第3の人口です。 地名の由来は、「1454年南部氏との戦いに破れた津軽の豪族・安東政季を擁し、武田信広らと共に蝦夷地に渡った河野政通が、函館山の麓(現在・・・ (続きを読む)
奥尻町の旅(夢の島)
町名の由来は、アイヌ語の「向こうの島」を意味する「イク・シリ」。 1454年(享徳3年):松前藩祖・武田信広が漂着。1720年(享保5年):新井白石の著書で「オクシリ」と記される。 明治18年:不漁時・・・ (続きを読む)
蝦夷の時代10 「コシャマインの戦い」が芥川賞
昭和11年の第三回芥川賞は福岡生まれの鶴田知也が受賞しました。 北海道を舞台とした小説としては初めての快挙で、タイトルは「コシャマイン記」です。 書き出しは次の通りです。 「勇猛を以って聞えたセタナの・・・ (続きを読む)