生活と任務 屯田兵は単身はダメで家族を連れて入地します。入地前に建てられ用意された「兵屋」なる家と、未開拓の土地とを割り当てられます。 兵屋は一戸建てで村ごとに定まった規格で作られました。 広さ・・・ (続きを読む)
屯田兵2
屯田制を北海道に実施するという考えは、幕末から様々な方面に生まれていました。 坂本龍馬は幕府が倒れたら武士は無職になるので、みんなで蝦夷地に行こうと話て実際に仲間を派遣していました。 これが夢でなく・・・ (続きを読む)
屯田兵1
屯田兵は、北海道の開拓と北方警備を担うために、明治政府によって北海道各地に組織的・計画的に移住・配備された人たちのことです。 1873(明治7)年10月の屯田兵制度創設当初は、士族授産の目的もあったた・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 156 最終回
最終回 明治45年4月14日-タイタニック号が北大西洋で沈没。 番外編を書き出すと、中々終わりそうもないので、この辺で最終回とさせていただきます。 2月10日に「北海道人のルーツ・はじめ・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 155 番外編10 <北海道命名の経緯>
<北海道命名の経緯> 日本人(和人)は近代に至るまでアイヌを蝦夷(えぞ)、その土地を蝦夷地(えぞち)もしくは北州、十州島などと呼んでいました。明治政府は開拓使の設置に伴い名称の変更を検討。・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 154 番外編9 <開陽丸の沈没状況>
<開陽丸の沈没状況> 写真は江差町が開陽丸復元ました。沈没した海底から取りだした遺品を展示しています。 1868年(慶応4年・明治元年) 10月20日、蝦夷地鷺ノ木沖に到着した開陽丸は、しばらく鷲ノ木・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 153 番外編8<北海道開拓の構図>
番外編8<北海道開拓の構図> 明治維新後の北海道開拓は、明治の終わりまでを大きく分けると6つのグループで進められました。 「旧幕臣士族」「屯田兵開拓」「開拓団体」「囚人使役」「移住民開拓・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 152 番外編7<学問のすゝめ>
番外編7<学問のすゝめ> 福沢諭吉の著書のひとつ。明治5年2月初編出版。 以降、明治9年11月25日十七編出版を以って一応の完成をみました。 初出版以来8年間で合計約70万冊が売れたとの事・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 151 番外編6<内地の開墾奨励>
番外編6<内地の開墾奨励> 写真は静岡藩の旧幕臣による牧之原の開墾の茶畑 明治に入ってから士族授産による開墾奨励は、北海道の移住・開拓と内地の殖民・開墾に分けられます。 さらに内地の殖民・・・・ (続きを読む)
北海道人のルーツ 150 番外編5<村民の団体移住>
番外編5<村民の団体移住> 北海道には「山形」「福島」などの県名や「群馬岳」など出身地の名を付けた地名がたくさんあります。 ふるさとを偲び付けられた名ですが、それらを手繰っていくと出身地の・・・ (続きを読む)