二風谷ダム 10 土砂の流入が激しい二風谷ダム 並々ならぬ苦労の末に二風谷ダムが完成しました。 しかし、このダムはこれで終わりではありませんでした。 土砂の流入が激しいダムとなりました。 上流からの・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 9 二風谷ダム完成
二風谷ダム 9 二風谷ダム完成 二風谷ダムは1997年10月、計画発表から24年の歳月を費やし完成しました。 翌1998年(平成10年)4月より運用を開始。 アイヌ文化の保護育成事業はダム完成後も続け・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 8 二風谷アイヌ文化博物館
二風谷ダム 8 二風谷アイヌ文化博物館 被告である北海道収用委員会と事業主体である国は控訴を行わず、判決は確定しました。 この判決はアイヌ民族を先住民族として認めた画期的なものであり、7月には政府が・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 7 アイヌ民族を初めて先住民族として認めました
二風谷ダム 7 アイヌ民族を初めて先住民族として認めました 裁判ではアイヌ民族を先住民族とするかどうかの認否はこの裁判では不要であると主張しました。 (この時点では、日本の国はアイヌ民族を先住民族と認・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 6 二風谷ダム建設差し止め訴訟
二風谷ダム 6 二風谷ダム建設差し止め訴訟 アイヌ関係者のうち萱野茂と貝沢正の両名はアイヌ文化を守るため頑強にダム建設に反対しました。 所有する土地に対する補償交渉に一切応じず補償金の受け取りも拒否・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 5 アイヌ民族の聖地
二風谷ダム 5 アイヌ民族の聖地 ダムが建設される二風谷地区は、アイヌ民族にとって「聖地」とされてきた場所でした。 チプサンケと呼ばれるサケ捕獲のための舟下ろし儀式を始めとして、当地はアイヌ文化が伝承・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 4 沙流川の本流と支流の額平川
二風谷ダム 4 沙流川の本流と支流の額平川 北海道開発局は水源を日高地方の河川に求めたが、鵡川はダム計画が放棄され建設は不可能、新冠川は北海道電力によって新冠ダムが既に建設中、静内川は北海道と北海道電・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 3 苫小牧東部開発計画
二風谷ダム 3 北海道電力は沙流川を始め静内川・新冠川(にいかっぷがわ)・鵡川(むかわ)といった日高地方の主要な河川を利用して、大規模な水力発電開発を行うべく1952年(昭和27年)より開始しました・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 2 ダム建設の背景
二風谷ダム 2 ダム建設の背景 沙流川は日高支庁において鵡川と並ぶ規模の大きい一級河川です。 流域は競走馬の産地として知られる旧門別町(現ひだか町)などがあり、古くから競走馬が生産されてきました。 ・・・ (続きを読む)
二風谷ダム 1
二風谷ダム 1 二風谷といえば、アイヌの人たちの聖地でした。 写真は現在の平取町です。 今でもアイヌの施設が点在する町です。その中心となる場所に二風谷ダムがつくられました。 しかし、この平取町が人々に・・・ (続きを読む)