ふるさとの上士別小学校副読本として「紙芝居」を作りました。 明治・大正・昭和の歴史を四部作として50点ほどの絵と文章でまとめました。 上士別小学校と上士別支所に寄贈しました。 上士別支所の図書室に、第・・・ (続きを読む)
士別市上士別町で一番古い建造物
上士別町に残っている建築物で一番古い建物です。 昭和7年に建てられたもので、当初は「成松呉服店」でしたが、昭和30年代には「小林菓子店」となり、現在は「上士別歴史保存会」主宰の寺島栄一氏の所有となって・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 11 (最終回)
昭和16年、12月8日太平洋戦争が始まった。師範出の若い教員が招集で戦地へ駆り出され、教師が不足していた。文部省は教員不足を乗り切るために、各師範学校に6か月の「准教員要請所を設置し、小学校高等科卒業・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 10 (川南小学校)
士別軌道株式会社 大正6年、上士別・奥士別からの木材搬出を目的として町の有力者大久保虎吉などが主力メンバーとなって、活馬による軌道事業「天塩川軌道株式会社」を設立したのが始まりだった。(軽便) 大正8・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 9 (耳寄りな話)
耳寄りな話(大正9年) 上士別16線12号(上士別市街地まで約6㎞)から奥の方で「造林事業」が行われることになり、人夫が6~70人ほど募集があるというのだ。常三郎はまんと相談して、自分たちの土地を隣の・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 8 (木材大国)
大正6年、大和に引っ越した年 10町歩の畑に、じゃがいも6町歩、豆2町歩、1町歩6反に麦・きび・えんばく・かぼちゃ・大根をまき、残りに野菜を植えた。 第一次大戦は短期に終結すると予想されたが、すでに4・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 7 (澱粉成金)
大正3年は第一次大戦がはじまった 大正3年4月、上士別の人々にとって、うれしいことが起こった。 中士別4線に、「中央橋」が完成し、渡船や氷橋による危険や不便から解放されることになったのだ。これによって・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 6 (大正2年士別から分村)
写真は冬の上士別市街地(大正時代) 大正2年4月1日に、上士別はそれまで属していた士別村から分村した。明治32年に植民地区画設定がはじまってから、団体の大規模な入植がつづき、16線市街をはじめ・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 5 (上士別神社)
明治43年 三郷地区はさみだれ的に入植者が増え、明治43年春には40戸を超えていた。 人口が増えたのは、吉野団体乙部・甲部で農耕不適地にあたった人が、三郷地区の噂を聞き、そこの未開拓地の貸し付けを願い・・・ (続きを読む)
上士別村の歴史 4 (熊に襲われ一人殺される)
三郷で熊に襲われ一人殺される 明治41年、大和から三郷に通じる山道で、人が襲われ一人殺された。 一人が命からがら逃げ戻って、川南の鉄砲撃ちの遠田さんが一頭を退治した。 三頭連れの親子だったというので、・・・ (続きを読む)