泥流地帯ー上富良野町 三浦綾子の「泥流地帯」は、大正15年5月24日の十勝岳大爆発を素材にし、人間の苦難と悲哀を描いています。 爆発は突然起こりました。溶岩は二方に分かれ、一方は美瑛市街方面へ、一方は・・・ (続きを読む)
北海道の山々 221 (似峡岳)
似峡岳(にさまだけ) 士別市朝日町の岩尾内湖から上紋峠に向かう途中、左手に現れる急峻な山が似峡岳(標高744.8m)です。 岩尾内ダムに沈んだ集落が似峡と呼ばれていたようで、最盛期には700人ほどの人・・・ (続きを読む)
ふるさとの絵 67 (中士別町)
中士別町 東丘の峠を下ると中士別橋があります。この橋が作られたのは大正3年でした。 橋を過ぎると基線の4線になります。 中士別交差点で右折すると、また定規で引いたように一直線。 原野であった明治33年・・・ (続きを読む)
文学と映画の旅 47 (ベニヤ原生花園ー浜頓別町)
ベニヤ原生花園ー浜頓別町 文芸評論家山本健吉の「さい果てのお花畠」にベニヤ原生花園の紀行文が入っています。 「町を出てクッチャロ川を渡り、国道238号線を右手にそれて、海浜の砂丘近く車を棄てた。砂丘・・・ (続きを読む)
北海道の山々 220 (音威富士)
音威富士(おといふじ) 中川郡音威子府村にある山で標高489mあります。 JR宗谷本線音威子府駅の東3㎞に位置しており、南西の山麓には1970年代に音威富士スキー場が整備されています。 ・・・ (続きを読む)
ふるさとの絵 66 (士別市東丘の峠)
士別市東丘の峠 明治32年に屯田兵が入地し、士別市街地周辺の開拓が進みますが、一歩外に行くと未開の森林帯が続いていました。 政府は明治30年に制定した国有未開地処分法により、次々と土地の開放を実施。 ・・・ (続きを読む)
文学と映画の旅 46 (旅の手帳・三浦哲郎ーサロマ湖)
旅の手帳・三浦哲郎ーサロマ湖 三浦哲郎の「旅の手帳」に「流氷が啼いている」が収められています。 「流氷が啼くのをはっきりと聞いたのは、あれはサロマ湖を見にいく途中であった。網走から、能取湖の湖岸を巡っ・・・ (続きを読む)
北海道の山々 219 (クンネシリ山)
クンネシリ山 中川町歌内にあるクンネシリ山は中川町の歌内にあります。 JR宗谷本線歌内駅の東に聳える標高 280 m の山です。 クンネシリ山には頂が三つあり、それぞれ 274 m、280 m 、26・・・ (続きを読む)
ふるさとの絵 65 (南沢地区3)
南沢地区3 この南沢地区の山は大和牧場に通じていますから、平地とは言っても山の裾野になります。金川の源泉が山ですから、なだらかな裾野を開拓で入植した人たちは原木を伐採し開墾したことになります。 &nb・・・ (続きを読む)
文学と映画の旅 45 (旅路ー旭川市神居古潭)
旅路ー旭川市神居古潭 『旅路』は、1967年(昭和42年)4月3日から1968年(昭和43年)3月30日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第7作目。 平岩弓枝の同名小説を原作としたものです。 朝ドラ・・・ (続きを読む)