似峡岳(にさまだけ)

士別市朝日町の岩尾内湖から上紋峠に向かう途中、左手に現れる急峻な山が似峡岳(標高744.8m)です。

岩尾内ダムに沈んだ集落が似峡と呼ばれていたようで、最盛期には700人ほどの人々が住み、小学校および中学校、郵便局、駐在所、消防団詰所、診療所、農協支所、鉄工所などがあり、昭和30年代には朝日町本町に次ぐ賑わいがあったといいます。

語源はアイヌ語のニ・サム・ナイ(木・傍・川)で、木の傍にある川とのこと。