はこだて市名の由来は、15世紀中ごろに河野氏がこの地に箱状の館を築いたことによります。(道南12館の一つでした) 箱館が開けていくのは、1796年に淡路島出身の高田屋嘉兵衛が辰悦丸で来航し、大町に回漕・・・ (続きを読む)
小樽市の旅 (龍宮神社)
小樽駅前の国道5号を左に10分ほど歩き、二つ目の交差点を左折し階段を上がると神社が見えます。龍宮神社の創建は明治9年です。 明治9年頃、この辺りは榎本武揚と北垣国道が共有するものでした。 榎本は箱館・・・ (続きを読む)
江別市の旅 (榎本公園)
札幌の隣町、江別市は石狩川に夕張川と千歳川が合流する水運の町です。 更に、下ると豊平川と合流し日本海に流れていきます。 かつては石狩の河口から江別まで船の往来があり、交通の要衝として栄えた町です。 国・・・ (続きを読む)
函館市の旅 (金森赤レンガ倉庫)
金森赤レンガ倉庫(かねもりあかれんが)の歴史は、明治以前に大分県出身の渡邉熊四郎が長崎県から函館市に渡り、1869年(明治2)に金森洋物店を開業。 洋物店開業の際、屋号を森屋。 現在もレンガ建物・・・ (続きを読む)
森町の旅(鷲ノ木村)
榎本軍鷲ノ木上陸跡地 「鷲ノ木史跡公園」 国道5号を森町市街地に入る時に「湯の崎トンネル」があります。トンネルを出て注意していると左手に「榎本軍鷲ノ木上陸跡地」の小さな表示看板があります。一瞬のこと・・・ (続きを読む)
北の美術館「関寛斎 陸別町」2018年5月 通算52号
北海道ゆかりの人 関 寛斎 (せき かんさい) 文政13年(1830)―大正元年 現在の千葉県東金市生まれ 幕末から明治時代の蘭方医 十勝の最北「陸別町」の開墾先駆者 明治30年代には、道路の開削に・・・ (続きを読む)
厚沢部町の旅(メークイン)
メークインの発祥地 地名の由来はアイヌ語で「アッ・サム(楡皮・のそば)」「ハチャム(桜鳥)」諸説あり。 古くは松前藩の所領。1678年同藩のヒバ(ヒノキアスナロ)山開放により、伐採のため本州から杣夫・・・ (続きを読む)
乙部町の旅(箱館戦争官軍上陸の地 )
箱館戦争官軍上陸の地 箱館戦争で官軍が初上陸した海岸。 明治元年(1868)10月20日、旧幕府軍の榎本武揚が軍艦「開陽丸」で鷲ノ木の浜(現森町)に上陸し、箱館へ進軍12月に五稜郭に蝦夷共和国を成・・・ (続きを読む)
江差町の旅(開陽丸)
開陽丸 「葵の枯れゆく散り際に開陽丸」 と詠われた徳川幕府の巨船開陽丸。 オランダで建造されて僅か1年7ヶ月後の明治元年(1868年)11月15日に、江差沖で座礁、沈没。 沈没した場・・・ (続きを読む)
森町の旅 (森桟橋跡)
森桟橋跡 函館本線のJR森駅の線路沿いに「森桟橋跡」の石碑が建てられています。 明治5年に箱田と札幌を結ぶ「札幌本道」の建設が始まりましたが、この大事業を指揮したのは榎本武揚でした。 この本道・・・ (続きを読む)