箱館戦争官軍上陸の地 

箱館戦争で官軍が初上陸した海岸。

明治元年(1868)10月20日、旧幕府軍の榎本武揚が軍艦「開陽丸」で鷲ノ木の浜(現森町)に上陸し、箱館へ進軍12月に五稜郭に蝦夷共和国を成立。
これに対し官軍は、翌年(明治2年)青森で兵力をたて直し、4月9日、1,500人の兵と「甲鉄」「春日」など軍艦8隻で乙部沖に到着、現在の乙部漁港付近に続々と兵士が上陸しました。

その後、軍艦から旧幕府軍の陸兵への艦砲射撃などにより江差を奪還。
更に松前道・鶉山道(渡島中山峠)などから箱館へ進軍し、5月18日、榎本武揚
をはじめ旧幕府軍1,000人を五稜郭から投降させ、箱館戦争が終結しました。
上陸した場所(現乙部漁港内)に碑が建っています。