昭和57年、帯広百年記念館は緑ヶ丘公園に建てられました。
明治16年、晩成社が現在の帯広に初めて開拓の鍬をおろしてからちょうど100年目にあたります。

常設展示室は第1展示室と第2展示室に分かれております。
第1展示室は十勝の自然や開拓期、さらに農業王国・十勝へと発展するまで。
第2展示室は十勝平野の形成から先住民であるアイヌの人々の生活のようすまでを展示しています。

十勝のアイヌ文化コーナーでは、アイヌの人々が十勝川沿いの自然のなかで、狩りや漁、植物採集を中心に生活を営んでいたア伝統的な生活のようすが紹介されています。和人が開拓に入るずっと以前のことです。
晩成社に関する資料や写真なども展示されており、ここでしか見ることができないものもありました。また、松浦武四郎の「十勝日誌」などもあります。