太田屯田その11  いったん終わります

今年の夏に太田屯田に行ってきました。

厚岸町に入植した屯田兵は、他の地域に入植した人たちと違いがありました。
それは、元々厚岸という地域は蝦夷の時代からアイヌ民族の集落があり、寛政時代には江戸から多くの人達が駆けつけた所でもあります。

他の地に入植した屯田兵は、まったくの原始林にはじめて入り街を拓いていった所です。
漁師の町として繁栄していた町から離れて、原始林に入り拓いた440戸、約1700人の人達です。

太田屯田開拓記念館で第四世帯にあたる方にお話しを聞くと、太田地区と海岸の厚岸地区の人達とは見えない距離があるように感じました。

 

明治23年(1890年)6月 厚岸郡太田村南太田兵村 
           第四大隊第三中隊。220戸。
           厚岸郡太田村北太田兵村 第四大隊第四中隊。220戸。

 

この屯田兵の連載は一旦終了しますが、再度整理が付き次第連載を続ける予定ではおります。

 

次は、「二風谷ダム」の連載を予定しています。