太田屯田その6

写真は、保存されている「裏返し兵屋」です。

 

明治23年(1890年)6月 厚岸郡太田村南太田兵村 
           第四大隊第三中隊。220戸。
           厚岸郡太田村北太田兵村 第四大隊第四中隊。220戸。

当時を伝える兵屋

屯田兵が入植した地区の町では、兵屋を新しく建てたりして往時を伝えるために残しています。ただし、設置されている場所は様々です。

太田屯田では往時の場所に復元して保存されています。

太田2の通り(2番道路)の松本秀男氏の敷地内に昭和46年(1971)に復元されました。太田屯田兵屋は、明治22年1月から翌年5月にかけて釧路集治監(標茶町)の囚人によって建てられた「裏返し型」と呼ばれる兵屋です。
「裏返し型」とは、道路を挟んで兵屋を配置する場合、一方の兵屋の入口が道路から遠い位置になるため考えられたものです。

この形をとられたところには、他に秩父別、湧別、旭川があります。