セバチ鼻

尻別岬を抜けると蘭越町に入りますが、この海岸沿いの地名は港町といいます。

蘭越町には道の駅が二つあり、一つがこの国道229号沿いの「シェルプラザ・港」です。
もう一つは内陸の国道5号沿いにある「道の駅らんこしふるさとの丘」になります。

平成15年、道の駅「らんこし・ふるさとの丘」は、地元産のお米や野菜を販売しています。
道の駅「シェルプラザ・港」は平成17年10月からで、日本海沿いを走るドライブコースの休憩スポットとしてつくられました。特徴は珍しい貝や貝細工などの販売で、隣接してユニークな形の「貝の館」では、およそ1500種、5000点の貝を展示しています。

国道5号と229号では通行量も差がありますが、何故「港町」にも道の駅が造られたのか興味深いものがあります。
国道229号はドライブコースといいますが、尻別岬を抜けてセバチ鼻までの海岸線は車でいえば10分も走れば、磯谷トンネル(セチバ鼻)に入り、トンネルを抜けると岩内町となり、更に長い刀掛トンネルになります。

おそらく、港町もニシンの時代には大いに賑わった地域だったのではと思います。

蘭越町の旅(7つの温泉郷)