ペテガリ岳

日高山脈のほぼ中央に位置し、日高郡新ひだか町と十勝の大樹町にまたがる標高1,736 mの山です。西はメナシベツ川とペテガリ川、東は歴舟川とキムシュベツ川の源頭に聳えています。

アイヌ語で「回遊する川」を意味しペテガリ川の水源にあることが山名の由来とされています。新ひだか町の静内地域では「ペテカリ岳」とも呼ばれ、山頂の立て札にも「ペテカリ」と表示されていますが、国土地理院の定める山名は「ペテガリ」です。厳冬期の山頂はかつて人を寄せ付けず、遥かなる山とも称されていました。