札内岳(さつないだけ)

帯広市と河西郡中札内村とにまたがる標高1,895 mの山です。
山名はアイヌ語で「サツ(乾く)・ナイ(川)」を意味し、この山が札内川の源流となっていることに由来しています。乾いた川から連想されるように、札内川は瞬時の雨量で急激に増水する危険な川でもあります。

札内川第二号砂防ダム河畔に建立されている「札内川上流地域殉難者慰霊碑」には、この川で命を失った登山者、労働災害者など50余名人の名が刻まれています。