北鎮岳(ほくちんだけ)

北鎮岳は旭岳に次ぐ道内第二の高峰(標高2,244m)です。
文豪・大町桂月は大正十二年六月「太陽」で、『高さは旭岳が第一にて、北鎮が第二なるが、位置より見て、北鎮岳が大雪群峰の盟主也と記しました。

ずんぐりしたスリバチ状の姿をしていますが、黒岳から見た白鳥・千鳥の雪渓を抱く姿がよく知られています。

山の名は、かつて旭川の第七師団が北海の守備に当たる鎮台であり、その願いを込めて命名したとされています。