ニセコアンヌプリ

ニセコ連峰の主峰ニセコアンヌプリ(標高1,308.2m)は、アイヌ語で「絶壁にある山」を意味します。
ニセコアンベツ(絶壁に向かっている<川>)川の方向から付けられたようです。
松浦武四郎は「岩内岳」と記しています。

世界4大スキー場の一つに数えられ、西側にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリなどの山々、北側にはワイスホルンがあり、尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあぬります。世界的なスキー場のある山としても有名です。

明治37年10月、山麓に沿って函館ー小樽間の鉄道が開通したことで温泉の開発が始まりました。元々イワオヌプリの中腹から硫黄を産出しており、硫黄山と言われていた時代もあります。
昆布、ニセコ(五色)、アンヌプリ、東山、ひらふ、薬師、新見などが点在する温泉郷の町となりました。

毎年、地価が気になる時期が来ると話題を独り占めにする地域です。

写真と同じ場所で書いた油絵があります。