奥徳富岳(おくとっぷだけ)

石狩市と樺戸郡新十津川町とにまたがる標高1,346mの山で、新十津川町の最高峰になります。徳富川の源流部ですが、すでに徳富岳がありました。そこで、その奥ということで名付けられたといういわくつきの山です。

徳富(とっぷ)の地名の由来は、アイヌ語のトックに由来し「隆起した、している、盛り上がっている(モノ・場所)」の意のようです。

1992年頃に陸上自衛隊滝川駐屯地の副連隊長がレンジャー訓練の視察で暑寒別岳上空付近をヘリコプターで飛行中にこれまで新十津川町内最高峰とされてきたピンネシリ(1,100.4m)の標高を上回る本山を発見。

新十津川町が山名の公募をしました。
「新十津川町の古称がトックであり、トップのイメージが有る」「徳富川の源流に位置している」「現存する徳富岳の西方奥に位置する」といった理由から現在の山名に決定されました。