北海道新幹線の終着駅は現在「新函館北斗駅」です。
2014年7月、北斗市を訪れた時に工事中の駅前を通りました。
この時には駅名は決まっておらず、駅名を巡って函館市と北斗市でバトルが始まり、知事を巻き込みJR北海道に駅の命名をあずけていました。
その後、新函館北斗駅と両方の市名を入れて決定という経緯があります。
開通後、北斗市で下車する観光客は少なくJR函館本線に乗り換えて函館駅に直行。

ところが、観光客は函館巡りをして「北海道に来たとは思えない」。
「高価格な海鮮丼を期待しているのではない」とテレビで話す東北の観光客がおりました。
私は、駅名を「きじひき高原駅」と期待していました。
北斗市は、箱館戦争の戦闘が繰り広げられたところで、観光となる名所はトラピストがある渡島当別地区くらいなのです。

しかし、北斗市にはここでしか見ることができない絶景の「きじひき高原」があるのです。駅から車で約20分。
パノラマ眺望台の標高は560mの所にあり、函館山はもちろんのこと、大野平野、横津連峰、噴火湾、大沼、駒ケ岳を眼下に見ることができます。

天気の良い時は、青森県の下北半島や、室蘭方面、羊蹄山、更に、函館の夜景を反対側から見ることができるのはここしかありません。
バンガローが設置されている市営キャンプ場があるのですが、これをグレードアップさせると一大リゾート観光基地になると思うのですが。