頭も名人 「俺はニシンつぶしの名人だ」というふれこみで、雇われたものの、さっぱり働かない繁次郎に腹をたてた親方、このホラふきの繁次郎をぎゅうととっちめてやろうと、大樽にいっぱいニシンを入れて、繁次郎を・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 33 (江差の繁次郎)
江差の繁次郎 札幌方面から国道227号で江差町に入ると、海に沿って道の駅があります。 「笑え 笑へば ええごとある」 笑いの守り神に出会う駅です。 “江差の五月は江戸にもない”といわれたころに、実在・・・ (続きを読む)
北海道のむかし話 2 (駒ヶ岳の噴火)
駒ヶ岳の噴火 むかしその昔、駒こまヶ岳だけが噴火を起こすと、あちらこちらの山々や、岬みさきから駒ヶ岳に向かって矢のように早い光がピカピカと走った。 この光は、麓ふもとの部落コタンの人々を護まもるため・・・ (続きを読む)