十勝の野はかつてはアイヌ人の居住地でした。 寛政年間(1789年から1801年)に、江戸幕府の命で蝦夷地調査にあたった探検家たちにより、豊かな平原を持つオペレペレケプの名として知られることとなりました・・・ (続きを読む)
様似町の旅 (はじまり)
この地に和人が住居を構えるようになったのは、1635年に海辺川(うんべかわ)の東金山で採金が開始されたことが始まりでした。 しかし、シャクシャインの乱(1669年)後鉱山は閉鎖となります。 様似・幌泉・・・ (続きを読む)
新ひだか町の旅 (旧三石町のはじまり)
この地は蝦夷の時代から請負場所として開かれていました。 1818年頃から長崎から中国に輸出されていた松前地方産の長折コンブが減少し、三石の長切コンブが江戸や近畿、長崎を経由して中国まで送られるようにな・・・ (続きを読む)
日高町の旅 (旧日高町のはじまり)
蝦夷の時代には、この地も沙流場所に属していたとされています。 しかし、開発は明治に入っても遅く明治34年に浦河支庁に赴任した西忠義が着目してようやく進みました。 西は日高内陸部に注目し沙流川流域の開発・・・ (続きを読む)
平取町の旅 (はじまり)
この地は比較的気温が温暖であったため、天然産物が獲れる沙流川沿岸にアイヌ民族が住んでいました。そのため、慶長年間には松前藩の沙流場所が開かれていました。 ところが、場所請負人は産物の多い場所に労働力と・・・ (続きを読む)
伊達市の旅 (はじまり)
有珠の善光寺開基は826年に比叡山の僧、慈覚大師が阿弥陀仏を安置した時とされています。 これはいかにも古い話ですが、1613年に松前藩の祖・松前慶広が有珠に至り祈祷所として如来堂を建てたことに始まり・・・ (続きを読む)
登別市の旅 (はじまり)
登別市といえば登別温泉というくらい温泉で知られる町です。 JR登別駅があるので、ここが市庁所在地かと思えば二つ先の幌別駅になります。 1665年、美濃国(岐阜県)出身の円空上人は蝦夷地に渡り、霊泉霊地・・・ (続きを読む)
室蘭市の旅 (はじまり)
慶長年間(1596年~1615年)、絵鞆半島の先端で松前藩のエトモ場所が開かれ、アイヌとの交易が行われていました。 しかし、1700年代ごろから外国船が来航するようになり、蝦夷地は大きく変わっていきま・・・ (続きを読む)
豊頃町の旅 (はじまり)
この地は、文化年間(1804年~1818年)に松前藩がアイヌと交易をし漁業を行った十勝場所として開けました。 最初に和人が定住したのも大津地区で、1863年に青森県の堺千代吉とされています。 明治1・・・ (続きを読む)
中札内村の旅 (はじまり)
この地に最初に入植した和人は、富山県中新川郡出身の上丸弥次郎とされています。 明治30年に入り、札内原野の加賀団体入植地と越前団体入植地の中間あたりに茅葺き屋根から始まったといいます。 その後、富山・・・ (続きを読む)