たきかわ菜の花まつり

滝川市の地名由来はアイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を意訳したもの。
空知川の中流には滝のような段差がありアイヌの人々から「ソーラプチペツ」=「滝のかかる川・滝の川」と呼ばれており、滝川という地名がつけられました。

明治23年北海道庁令第1号によって滝川村戸長役場がおかれました。
この年、屯田兵440戸が入植し、同27年には江部乙に400戸の屯田兵が入植し開拓が進められました。
ここに「道の駅たきかわ」があり、駐車場に隣接して屯田兵の家族像があります。

大正2年滝川と道東を結ぶ上富良野線(現根室本線)開通。
昭和に入ってから石炭産業の隆盛によって、赤平・芦別など産炭地からの物資輸送が活発になり、発展の礎となりました。

滝川市はNHK朝の連続テレビ小説「チョツちゃん」の舞台として有名になりました。黒柳徹子の母方の祖母が滝川で開業医の妻でした。

平成12年より始まった「たきかわ菜の花まつり」は、日本有数の作付面積を誇ります。開花時期の5月中旬~6月上旬には、丘陵地を彩る鮮やかな黄色の花を見るため、国内外から多くの観光客が訪れます。