岩盤浴で一躍知られることとなった「ブラックシリカ」は上ノ国町で採掘されました。

津軽海峡の木古内町から上ノ国に抜ける山岳を通る道道5号線があります。
かつてはJR江差線の鉄路が並行して走っていました。この道は上ノ国で国道228号と合流します。

この5号線の中間地点に「旧神明駅」がありました。上ノ国町神明(しんめい)地区で天の川(あまのがわ)上流の山中から産出される黒色鉱物の採掘場所です。

数億年の間、海底の珪藻類を堆積したものと推定され、多くの天然ミネラルを含み、遠赤外線(生育光線)、マイナスイオンを高レベルで大量に放射・発生する優れた特性をもちます。

雪が降っても雪が積もらないことで、アイヌの人たちは不思議に思っていた場所でした。