雄別鉄道(ゆうべつてつどう)

根室本線釧路駅から、阿寒郡阿寒町(現・釧路市阿寒町)の雄別炭山駅までを結ぶ鉄道路線で、北海道炭砿鉄道会社が地方鉄道敷設を出願し、石炭採掘と輸送を目的に大正8年に設立されました。

大正11年2月から工事に取り掛かり完成は同年12月で、翌年1月から雄別炭山ー釧路間44.1キロを蒸気で開業しました。
翌2月からは一般運輸営業を開始し、客貨混合列車2往復の運行で所要時間1時間40分でした。