明治42年<根室国の落石岬に電信局>

落石

落石岬は1643年(寛永2年)、オランダの探検家フリースが根室を訪れた際、岬を見て「マンスホーフト(人頭)岬」と名付け世界に紹介したという経緯があります。

実際の設立は明治41年でした。

落石無線電信局は北海道根室市にある通信施設跡。1908(明治41)年、北米航路の要衝として船舶や航空機と無線電信を行うため設置されました。
千島・樺太(サハリン)・カムチャツカの陸上局(電信局・郵便局)とも固定通信業務を行っており、開設当初は落石岬側にありましたが、1923(大正12)年に現在の場所に移設されています。

1966(昭和41)年、札幌中央電報局に統合されることとなり閉鎖されました。