水芭蕉(ミズバショウ)

サトイモ科ミズバショウ属の多年草。

イトバショウの葉

和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウの葉に似ていることに由来するといいます。

湿地に自生し純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開きます。これが花に見えますが葉の変形。開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて。葉は花の後に出て、長さ80 cmくらいに達します。

札幌の近郊でも水芭蕉の群落を見ることができる場所はたくさんあります。
写真は清田区の梅園で写したものです。