蕗の薹(ふきのとう)

フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗)
キク科フキ属の多年草。山野に生える春の山菜としてよく知られ、地下茎から多くの葉柄を立てて、一部が切れた円い大型の葉をつけます。

早春の花茎をフキノトウ(蕗の薹)といいます。
蕾の状態で採取され、新鮮なものはほろ苦い味と、特有の香りが好まれています。そのまま天ぷらや、重曹を入れた熱湯で軽く茹でて水にさらしアク抜きしてから煮物、味噌汁、ふきのとう味噌に調理して食べられますが、一般的には花が咲いた状態のふきのとうを食べることは避けて、細かく刻んで油味噌に絡める「ふきのとう味噌」などには利用可能。

写真は、札幌の平岸にある天神山で写したものです。