北海道は本州のように他県と隣り合わせということがありません。広さは四国と九州本土を合わせた面積よりも広く、日本海、オホーツク、太平洋、更に宗谷海峡、根室海峡、津軽海峡と海に囲まれています。
沿岸を車で走ると道は繋がっており約2500キロあります。走っていると、あちこちで「岬」の看板を見かけます。半島などの先端で「岬」や「崎」と呼ばれている場所は、なんと165か所ほどあるといいます。

どういう訳か岬の看板を見ると立ち寄ってみたくなります。なぜかといえば、岬の先はなく行き止まりなので到着したという達成感を味わえるからです。また、岬といえば「灯台」があるかもしれません。灯台があれば断崖絶壁の景色を拝めるかもしれないのです。特に北海道の日本海は絶壁が多く、高波の打ち寄せるダイナミックな風景を期待してしまいます。

物好きといわれれば、それまでですが私も岬と見ればハンドルを切ります。そうして、写真を何枚も撮り絵にした作品があります。
北海道地図を見ながら「岬・崎」を辿ってみると結構訪れていました。絵に描いていない岬・崎もたくさんありますので紹介したいと思います。