蘭法華岬(らんぼっけみさき)

登別市の海岸線は、約20キロが真っすぐの砂浜が続いており蘭法華岬だけが張り出しています。JR北海道の鉄道と国道36号が海岸線に並行して走っており、蘭法華岬があるのは、登別駅と次の冨浦駅の間になります。蘭法華(らんぼっけ)とはアイヌ語で「坂の下の ところ」を意味しています。

登別・白老は、たらこの名産地としても有名なところです。この蘭法華という名前が商品名になっている「たらこ」があります。

1931(昭和6)年までは富浦をかつてはランポ、あるいはランポッケと呼んでいたそうです。
蘭法華岬に行くには、国道36号で登別駅を過ぎてから左折して道道701号「登別港線」に入ります。蘭法華トンネルなど登別市富浦町側の一部は国道36号旧道です。
(らんぼっけ)というアイヌ語の「坂の下の ところ」とは、トンネルの無い頃、蘭法華岬の急な坂を歩いて上り下りしていた名残で、冨浦はトンネルの無いころの地名だったのでしょう。

蘭法華トンネルは、通行止めがあるようで確認が必要です。