野付半島を通る道道950号で標津市街地に戻り、国道244号を南下し左に野付湾が見えてくると別海町に入ります。市街地を超えたところに道の駅おだいとうがあります。次の岬は根室半島なので、ソフトクリームを食べながら一休み。

写真は道の駅にある、国後を見て「叫ぶ家族の像」です。

別海町の失われた風景 (昭和39年) 

根室湾が見えなくなり内陸に入ると国道243号の交差点近くに、旧奥行駅逓所があります。かつては、この道は簡易鉄道が通っていたところです。別海は広大な面積ですが開拓が遅れた地域でした。開発が進むのは、馬車鉄道が出来てからです。開拓に入っても穀物や酪農で生産しても運ぶ手立てが無かったのです。

ハルとナツのロケ地(奥行臼駅逓所)

駅逓を過ぎていよいよ厚床で国道44号に突き当たります。ここを左折して直進するといよいよ根室半島に入ります。
根室半島の最東端には納沙布岬がありますが、根室海峡側に6か所、太平洋側には5か所の岬があります。12か所になりますので国道44号を走りながら主だった岬の紹介をしています。