北山(きたやま)

阿寒国立公園の阿寒湖の西側にそびえる活火山で、カルデラの上にできた複雑な成層火山があります。南岳、東岳、瘤山、剣ヶ峰などに続き、雌阿寒岳の中心をなす中マチネシリが噴火して、山頂に直径1.1kmの外輪山(第1火口)が生じました。

火口原には第2火口と溶岩円頂丘があり、その北西部に第3火口が開いています。中マチネシリの南側に標高1,415 mの北山があります。
 
南側には阿寒富士があり、西麓にはオンネトーやポントーなどの堰止め湖があります。