札滑岳(さっこつだけ)

道北のウェンシリ岳北方に位置して、西興部村と下川町の境界に聳える標高993mの山です。

上興部の市街地に降り立つと村営牧場の後ろに扇形に裾を広げて見え、開拓時代から、この山にかかる雲によって、その日の天候を占い、あるいは山肌を覆う草木の変化によって、いち早く四季の移り変わりを知るなど、地元の人々に古くから親しまれ、愛されてきた山といわれています。

所在地は紋別郡西興部村で「サッコツ」とはアイヌ語の(葦原がくっ付いている)を意味します。