定山渓天狗岳(じょうざんけいてんぐだけ) 

定山渓に天狗山があると本で読んだことがありました。小樽の天狗山を描いていたので興味を持ちました。北海道には天狗岳と名のつく山は12座あり、さらに天狗山を含めると倍の24座あるといいます。
たくさんあるので定山渓と冠をつけていますが、アイヌ語でキトウシヌプリで「ギョウジャニンニクの群生する山」という意味だそうです。

定山渓温泉から道道1号を通り、途中から道道95号に入りました。この道は豊羽鉱山があった道です。道路には「熊に注意」の立て看板があります。車の往来は全くありませんし、民家もなくありません。しばらく走ると工場の建物らしきところにでました。

ここから見上げると天狗岳(標高 1,145m)が正面に見えました。この山も人を圧倒する威圧感を感じました。定山渓天狗岳がある場所は白井川と小樽内川の中間にあるのですが、この間に集塊岩の天狗岳、中天狗、後天狗の三峰がそそり立っています。