盤渓山(ばんけいざん)

札幌市中央区に所在する標高604mの山です。盤渓とは中央区にある地名で、西部に位置した山の奥に当たります。地域は山林が大半を占めており、施設等は北西から南東に走る北海道道82号西野真駒内清田線沿いに集中しています。

盤渓山は国土地理院の地形図には名前が記載されておらず、標高にちなんでロクマルヨン高地と呼ばれたこともありました。「盤渓山」の名は、山麓にある妙福寺の山号に由来しています。

札幌ばんけいスキー場のある三菱山の南隣に位置し、樹林に覆われた山に囲まれているので、低地からは見ることはできませんでした。
昔は妙福寺から登山道があったといいます。

地名の由来は、「川下」を意味するアイヌ語「パンケ」から