オプタテシケ山(オプタテシケやま)

上川郡美瑛町と新得町の境界に位置する標高2,013mの山です。
名称は「美瑛岳」と記されています。

十勝岳連峰の北端に位置する山。
山頂付近は溶岩の砂礫が積み重なった森林限界のハイマツ帯でには高山植物が自生しており、ピラミダルな山容。

山の名の意味はアイヌ語で「槍がそこにそり立っている山」または「槍がそれた山」など諸説あります。
アイヌ民族は『この山は雌阿寒岳と夫婦山だったが、離婚の末に槍を投げつけ合う大喧嘩をした。最終的に雌阿寒が槍を当てられ、今でも傷から膿を流している。雌阿寒岳の火口こそが、その傷跡だ』との伝説を伝えている。