ルシ岬

武威トンネルを抜けるとすぐに西河トンネルがあります。このトンネルを過ぎると前方が一挙に広がり「野塚」の町に入ります。

野塚野営場からのルシ岬

前方に突き出して見えるのが「ルシ岬」(積丹半島)です。
「ルシ」はアイヌ語で毛皮という意味ですが、それ以上の解釈はありません。
しかし、毛皮にはアザラシもありますから、この岬にアザラシがいたのかも知れません。
野塚地区は積丹町では大きな集落になっています。小樽から国道229号で向かうと、半島の高台に入り野塚地区で下ってT字路で突き当り、右折するとルシ岬、左折すると神威岬が見えます、

道営野塚野営場
コロナで今は使用禁止になっていますが、夏ともなれば大勢の人が押し寄せるキャンプ場です。海水浴ができる砂浜はテントでひしめき合う人気スポット。
私は何度か訪れていますが、40年ほど前は浅瀬が沖の方まで続いており、海水浴に子ども連れも安心して楽しめました。
ところが、年々砂浜が狭くなり、かつての状況と様変わりしています。
しかし、岬に挟まれた砂浜で使用は無料のため、夏が過ぎても岬に落ちる夕陽を楽しみにテントを張る人が絶えません。

この野塚野営場から描いた絵があります。

神威岬の半島(野塚キャンプ場)

野塚野営場からの積丹岬

野塚のT字路の交差点を右折すると道道913号に入ります。すぐに積丹川を渡り進むと今度は「日司川」があります。日司地区で漁師のお店が並び「ウニ」の旗が立ち並びます。
更に進むと、入舸トンネルで、これを抜けると入舸地区でまたまたウニの旗が立ちます。入舸漁港があり、ルシ岬は漁港の先端で船でなければいけません。
積丹岬はルシ岬の北にあるため、野塚方面からも見えるのは微妙です。