昭和29年岩内大火
昭和29年9月26日に来襲した「洞爺丸台風」は日本海へ抜けた後に更に発達しながら北上しました。函館港沖で青函連絡船洞爺丸を座礁転覆、岩内町では3,000戸を焼失させる大火を引き起こしました。
大火となった理由は、当時火鉢に鍋を被せて出かけていたが強風で屋根が飛び火鉢ごと吹っ飛んだといいます。吹っ飛んだ先から海に向かって風が吹き、それで収まると思ったが風は方向を変えて進み西から東に更に東から西へと一周をしてしまいました。
<翌日の北海道新聞がその時の写真>
一面トップ記事は青函連絡船洞爺丸の沈没だったため二番手になってしまいました。町の大半が焼けてしまったが、その火元は残った。