明治22年 <十津川村>
明治22年(1889年)8月。奈良県吉野郡十津川を集中豪雨が襲いました。
この地にあった集落は豪雨により大崩壊をもたらし、死者が168人に上ります。
生活の場所を失った生存者を含む600戸2489人は、新天地北海道へ移住することになりました。
永山武四郎北海道長官の助けもあり、被災2ヶ月後に神戸港から小樽港へ3部
隊に分かれて船で移動、小樽からは幌内鉄道で市来知(三笠)、滝川屯田兵ま
で移動し、11月以降そこでひと冬を過ごしました。
屯田兵兵舎1戸あたり4家族が同居したといわれています。
詳しくは、連載で書いていますので下記を開いてください。